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ガルトラで遊ぼう

ガルトラ、プログラミングについてのブログです。月に4投稿ぐらいのペースでやっていきたいと思います。

タイガーチームについて

タイガーチームという言葉を聞いたことがあるだろうか?ロバート・C・マーティンの著書「」に記載されている。私も一時期あるプロジェクトにてタイガーチームに所属していた。そのプロジェクトは今まで企業向け社内コミュニーケーションツールとして大企業、中小企業それぞれ別パッケージとして展開していたものを一つに統合するプロジェクトであった。

タイガーチームの結成

なぜ、タイガーチームを結成することになったのか?私の会社は元々、中小企業向けにそのソフトを展開していたが、今回の新製品の要求仕様は大規模向け開発を行っていたチームが取りまとめていた。その第一版は既に展開されていたが、その内容はほとんど、大規模向けに特化しており、中小企業向けの内容がほとんど盛り込まれていなかった。このまま新製品が世に出ると中小企業向けの製品展開が難しくなり中小企業向けにソフトの開発を行っていたチームは解散を余儀なくされる状態であった。

我々タイガーチームの目的はずばり、その要求仕様書に中小企業向けの要求機能を盛り込むことであった。まずは、大規模向けと中小企業向けの差分を一覧にまとめた。そして、いくつかの基本方針を作った。

  • 大規模向けになく、中小向けにある機能はそのまま盛り込む
  • 大規模向けにあり、中小向けにある機能はそのままにする
  • 大規模向けにあり、中小向けにもある機能はシステムで切り分けられるようにする
  • 既存機能で要求機能に記載が足りない部分は記載を付け足す

私はこの基本方針に乗っ取り既存の要求機能仕様書を修正しまくった。要求機能仕様書は見違えるようによくなっていった。幸いなことにソフトの販売元である顧客からも感謝された。彼らも既存の要求機能仕様書はわかりづらくひどいものだと感じていたようだった。作業は分量が多く、2ヶ月ほどかかった。その間、我々タイガーチームと顧客とで秘密裏に作業を進めた。タイガーチームのことは、他のプロジェクトメンバーには内緒で進められた。